一般的な治療と、わたくしたちが皆さんに説明している治療は違います。
それは、一般的な治療というのが、ある意味10年前、20年前の治療であることが多いためです。
例えばアトピー性皮膚炎というのは、原因不明のアレルギーの病気であるととらえられているドクターや患者さんたちが多いので、そういった場合には、対症療法に頼らざるを得ません。
つまり今の痒みを抑えるとか、あるいは皮膚がぼろぼろになってきていることに対して、どう抑えるのかという話になるのです。
そうではなく、わたくしはアトピー性皮膚炎というのは環境によってもたらされた、われわれ人間の「正しい反応」と考えているのです。
つまり、今痒みが出ている方、赤くなっている方、ぼろぼろになっていらっしゃる方は、非常につらい状況だからこの症状は正しくない、病気なんだと考えられます。
しかし、実際によく検討すると、これは「正しい反応」です。
つまり、われわれが環境から受け取った、悪いものを皮膚から外に出そうという反応の一種にしか過ぎません。
そういった反応を出なくさせるということが非常に大切であると、われわれは考えております。